原子力リスク規制の再構築に向けて「公共圏における科学技術政策」に関する研究会(STiPS Handai研究会)(7) 開催報告

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2013年12月18(水)に、大阪大学 豊中キャンパス 全学教育推進機構 ステューデントコモンズ2階 セミナー室2にて、第7回「公共圏における科学技術政策」に関する研究会(Stips Handai研究会)を開催しました。
今回は、大阪大学大学院国際公共政策研究科の松本充郎先生をお招きし、「原子力リスク規制の再構築に向けて」というタイトルでご講演頂きました。

3.11福島第一原子力発電所事故から何を学び、その教訓は今後のエネルギー政策や環境法にどのように生かされるべきなのだろうか。今回は、行政法・環境法の観点から、原子力規制の今後の在り方について、ご講演頂きました。初めに、事故原因についてどこまで明らかにされたかを明確にして頂いた後、リスク管理における条理としての未然防止原則と予防原則、さらに災害法における「準備と反応」に関するご検討を説明頂きました。その後、事故以前の原子力法制及び裁判例をご紹介頂き、今後の原子力リスク規制の展望をお話頂きました。質疑応答では、原子力規制の今後の在り方に加え、原子力安全学的な枠組みの構築の在り方についても議論が行われました。


【案内文】

【第7回研究会】「公共圏における科学技術政策」に関する研究会(STiPS Handai研究会)

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【第7回Stips handai研究会】
今回は、大阪大学大学院国際公共政策研究科 国際公共政策専攻、准教授 松本 充郎 先生にご講演いただきます。

〇 題目:原子力リスク規制の再構築に向けて
〇 講演者:松本 充郎 准教授(大阪大学大学院国際公共政策研究科)
〇 日時:12月18日[水] 16:20-17:50
〇 場所:全学教育推進機構ステューデントコモンズ2階セミナー室2
http://www.cep.osaka-u.ac.jp/files/studentcommons_intro/studentcommonsmap.png
〇 参加無料 事前申し込み不要(本プログラムの受講学生以外の方でも、参加可能)
〇 お問い合わせ先:stips-staff[at]cscd.osaka-u.ac.jp([at]は@にして下さい)
*講演タイトルは、変更する可能性があります。