途上国開発とデジタルものづくり「シリーズ:適正技術」(11)

『途上国開発とデジタルものづくり』

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〇 日時:2015年7月9日(木) 18:00~19:30
〇 場所:大阪大学ステューデント・コモンズ1階 カルチエ・ミュルチラング(豊中キャンパス)
〇 タイトル:途上国開発とデジタルものづくり
〇 ゲスト講師:徳島 泰 FabLab Bohol(フィリピン)ディレクター 
〇 参加:無料(要事前申し込み)
〇 申込方法:下記のとおりメールにてお願い致します。
・件名:「7/9ワークショップ参加」
・本文:1)お名前、2)ご所属
・宛先:stips-info★cscd.osaka-u.ac.jp(★を@にかえてお送りください)
〇 主催:大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)稲盛財団寄附講座、公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS 大阪大学・京都大学連携プログラム)

 今日、途上国における課題解決のためのツールの一つとして、デジタルファブリケーションやファブラボ(Fab Lab:Fabrication Laboratory)の活用が注目されています。
 ファブラボとは、市民が自由に3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタルとアナログの工作機械を使って、「almost anything」を作ることを目指した工房のことです。
 本ワークショップでは、JICAの青年海外協力隊員時に、フィリピンにおいて「ファブラボ・ボホール」を設立された徳島泰さんをゲストに迎え、途上国開発に向けたデジタルファブリケーション技術の活用のあり方や、今後の展望についてお話いただきます。

〇 ゲスト講師の紹介
徳島 泰 FabLab Bohol(フィリピン)ディレクター/ 慶應義塾大学
大学在籍時にビジュアルデザインとIT技術を学びつつ、IT系ベンチャー企業に勤務。2004年に個人事業を立ち上げ、WEBデザイナー兼SEを務める。2007年にプロダクトデザイナーを目指して大学に再入学。2009年より医療機器メーカーのインハウスデザイナーとして、医療機器のプロダクトデザインやGUIデザインなどを担当。2012年よりJICAの青年海外協力隊(産業デザイン)としてフィリピン国貿易産業省に派遣され、デザインディレクターとして現地に「ファブラボ・ボホール」を設立。「デジタルファブリケーション×途上国開発」をテーマに研究と実践に取り組む。

「シリーズ:適正技術 Design for Life」では、国内外での社会貢献、ものづくり、ビジネスの領域をつなぐ「適正技術」について、ワークショップや実践を通じて考えていきます。