生命科学のイノベーション「シリーズ:科学技術イノベーション」(8) 開催報告

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2013年10月24日[木]、CSCDのレクチャー&対話イベント「ラボカフェ」において、STiPSが主催となり「シリーズ:科学技術イノベーション」第8回「生命科学のイノベーション」を開催いたしました。

ゲストは、京都大学iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門 特定准教授の八代嘉美さん。山中教授のノーベル賞受賞で注目されたiPS細胞をはじめとした、生命科学のイノベーションです。台風が接近し、足元が悪い中、27人の参加者が集まって下さいました。ありがとうございました。

iPS細胞の基礎的な話から、生命倫理や関連ビジネスの話まで、軽妙な話術で、コンパクトに分かり易くご講演頂きました。幅広く、かつ、密接に関連し合う複雑な話でしたが、多くの参加者が熱心にノートをとっていたのが印象的でした。議論の中にもありましたが、iPS細胞には大きな可能性があるがゆえに、その社会的影響も十分に考えなければなりません。その社会的影響について、市民は専門家に期待を寄せるだけでなく、専門家と共に考えることが必要です。今回のラボカフェが、そのきっかけになることを願っています。


【案内文】

第8回「生命科学のイノベーション」
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CSCDのレクチャー&対話イベント「ラボカフェ」において、STiPSが主催となり「シリーズ:科学技術イノベーション」第8回「生命科学のイノベーション」を開催する運びとなりました。ご関心のある方はふるってご参加ください。

科学技術が社会にとってより良いものとして発展していく条件とは何か?各界で活躍するフロントランナーをお招きし、「社会の中のイノベーション」 という観点から刺激的な時を共有するこのシリーズ、第8回は、山中教授のノーベル賞受賞で注目された、京都大学iPS細胞研究所の八代嘉美さんに、生命科学のイノベーションについてお話を伺い、その未来を幅広く議論します。

日 時:2013年10月24日[木] 19:00ー21:00
場 所:アートエリアB1(大阪市北区中之島1−1−1、京阪電車なにわ橋駅地下1Fコンコース)
定 員:50名程度(当日先着順・入退場自由)
ゲスト:八代嘉美(京都大学iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門 特定准教授)
カフェマスター:神里達博(大阪大学CSCD教員)
主 催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS, 大阪大学・京都大学連携プログラム)
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※開場・受付は各回開始30分前より。
※内容は予告なく変更になる可能性があります。予めご了承ください。
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