研究と政策の邂逅「シリーズ科学技術イノベーション」(5) 開催報告

2012年10月25日[木]、これまで京都大学准教授としてコミュニケーションデザインの研究と実践に従事され、またこの夏からは中央官庁の政策現場で奮闘されている塩瀬隆之さんをゲストにお招きし、アートエリアB1にて「研究と政策の邂逅」と題したカフェを開催しました。およそ30名の方にお越し頂き、市民・政策担当者・研究者が科学技術を理解することの重要性や、「科学技術が社会の中にイノベーションを起こすための橋渡し」としての産業技術政策の在り方についてゲストトークが行われました。フロアからは、科学技術を前提とした社会に取り残された人々を、どのようにサポートしていくのかなどの質問がなされ、公共圏における科学技術に関する議論が行われました。

 
【案内文】

2012年10月25日[木]、CSCDのレクチャー&対話イベント「ラボカフェ」において、STiPSが主催となり、「シリーズ:科学技術イノベーション」第5回「研究と政策の邂逅」を開催する運びとなりました。ご関心のある方はふるってご参加ください。
シリーズ:科学技術イノベーション 「 研究と政策の邂逅 」
日時 2012年10月25日[木]19:00-21:00
場所 アートエリアB1(大阪市北区中之島1−1−1、京阪電車なにわ橋駅地下1Fコンコース)
定員 50名程度(当日先着順・入退場自由)
ゲスト 塩瀬隆之(経済産業省 産業技術政策課・課長補佐)
カフェマスター 神里達博(大阪大学CSCD教員)
主催 公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS, 大阪大学・京都大学連携プログラム)

科学技術が社会にとってより良いものとして発展していく条件とは何か?各界で活躍するフロントランナーをお招きし、「社会の中のイノベーション」 という観点から刺激的な時を共有するこのシリーズ、第5回は、これまで京都大学准教授としてコミュニケーションデザインの研究と実践に従事され、またこの夏からは中央官庁の政策現場で奮闘されている塩瀬隆之さんに、<科学と技術><研究と政策>という二つの軸から立体的に見えてくる、イノベーションのこれからを伺います。